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Wi-Fiに繋がらないときはこれを確認。端末別の操作手順も解説

記事更新日:2020/02/28 記事作成日:2020/02/27
Wi-Fiに繋がらないときはどこに原因があるのかを明らかにしましょう。Wi-Fiのオン・オフの切り替えで改善する場合もあれば、OSの更新やネットワークのリセットが必要なケースもあります。原因の見つけ方や、端末別の操作手順を解説しましょう。

接続不良の原因はさまざま

ネットが途切れたり通信速度が極端に遅くなったりする『Wi-Fiの接続不良』の原因は、一つだけではありません。同時接続の端末数や回線の状況を確認してみましょう。

同時接続する端末の数が多すぎる

Wi-Fiルーターの強みは、複数の端末が同時接続できる点です。ただ、ルーターには『同時接続できる推奨台数』があり、台数が多くなればなるほど回線に負荷がかかります。
同時接続できる台数は、ルーターの性能によってさまざまです。接続不良が頻繁に起こる場合は、ルーターのスペック表に記載されている『推奨台数』をチェックしてみましょう。
とりわけ、モバイルタイプのルーターは、据え置き型よりも上限が低い傾向です。最大接続可能台数は『10台』前後で、超えると接続自体ができない仕組みになっています。

Bluetoothの信号が干渉している

Wi-Fiが使用する電波の周波数は、主に『2.4GHz帯』と『5GHz帯』です。Bluetoothに使用される周波数帯は、2.4GHz帯にあたります。
2.4GHz帯でWi-Fiを使いつつ同時にBluetoothのスイッチをオンにしていると、互いに電波が干渉しあって『電波干渉』が発生するケースがあります。
繋がりにくいと感じたら、BluetoothをオフにするかWi-Fiの使用する周波数帯を5GHz帯に変更してみましょう。5GHzは、Wi-Fi専用ともいわれる周波数帯です。電波干渉の心配はほとんどなく、安定した電波を届けられます。
ただし、古い型は非対応のものもあるため、確認しましょう。1台のスマホやPCで同時に使用するのはもちろんですが、近くで別のBluetooth機器が電波を出しているときも繋がりにくくなります。

障害など回線のトラブル

すべての端末が繋がりにくい場合は『ネットの回線トラブル』が起こっているのかもしれません。ルーター機器に表示されている『INTERNET』ランプは、ネットの接続状況を知る一つの指標です。
メーカーによっても異なりますが、Wi-Fiの動作中にランプが赤く点滅していればルーターが回線に接続されていないことを意味します。回線トラブルはプロバイダ側の問題のため、端末やルーターの設定を変えても改善しません。
プロバイダ側に問い合わせるか、公式サイトに『障害・工事情報』が出ていないかを確認しましょう。利用料金の払い忘れや滞納で、ネット回線を止められるケースもあります。

電波に問題がある可能性も

Wi-Fiは電波によってデータの送受信を行うため、ほかの機器から生じる電波や障害物の影響を受けやすいのが特徴です。電波の問題は、電子レンジや近隣のWi-Fiが原因かもしれません。

家電や近所の電波と干渉している

Wi-Fiの電波が使用している2.4GHz帯と5GHz帯の周波数のうち、2.4GHz帯は『ISM(アイエスエム)バンド』と呼ばれている周波数帯です。
産業・科学・医療の分野において共同利用が認められており、無線通信機器はもちろん家電や医療機器も2.4GHz帯を使用しています。
ルーターを家電の近くに置けば、互いが電波を打ち消しあう電波干渉が起こってしまうこともしばしばです。集合住宅の場合は特に、各家庭のWi-Fiの電波が飛び交うため混信や干渉が起こりやすくなります。
ルーターを電波干渉の起こりにくい位置に移動させるか、Wi-Fiを5GHz帯の周波数帯に切り替えましょう。

家の構造上、電波が届きにくい

Wi-Fiの電波が届く範囲には、限界があります。壁や本棚などの『障害物』に当たるたびに弱まっていくため、別フロアや角部屋などは電波が弱まりやすい場所です。
電波は金属に当たると反射され、水に当たると吸収される特徴もあります。周囲に金属製ラックやウォーターサーバー、水槽などがないかを確認しましょう。鉄筋コンクリートの壁も、電波を妨げる要因の一つです。
電波の問題は障害物を排除し、ルーターを端末からできるだけ近い場所に移動させると改善します。床に直置きせずに1m以上の高さに設置したほうが電波は飛びやすくなるでしょう。

繋がらないときにまず確認したいこと

電波や回線のトラブルは、すぐには解決しないこともあります。ただ、繋がらない原因が端末側にある場合、ちょっとした設定の変更で改善するケースもあることを知っておきましょう。

機内モードがオンになっていないか

スマホやPCには『機内モード』が搭載されています。機内モードとは、タスクバーや設定の中にある『飛行機のアイコン』のことです。オンにすると、Wi-Fi・モバイルネットワーク・GPS・Bluetoothの機能が一括で停止されます。
機内モードは、端末が発する電波が飛行機の電気信号に干渉しないように搭載された機能です。データ通信量やバッテリーの節約にもなるため日常的に利用する人もいますが、オンにしたままだとWi-Fiが使えません。
機内モードの切り替えは、飛行機のアイコンをタップするだけです。機内モードをオンにした状態でWi-Fiを有効にすれば、ほかの通信を遮断したままWi-Fiのみが使える状態になります。

セキュリティソフトの設定

特定の端末だけが接続できない場合、ウイルスから身を守るためにインストールした『セキュリティソフト』が原因かもしれません。
セキュリティ設定が強固すぎる場合や、子どものネットを制限する『ペアレンタルコントロール』機能がオンになっているとき、サイトの閲覧やアプリの起動に制限がかかります。
まずは、セキュリティレベルを再設定し、通信が改善するかどうかを確認しましょう。改善しない場合は、ソフトのアンインストールと再インストールも有効です。

非公開ネットワークになっていないか

ルーターにはSSIDを非表示にする『ステルス機能』があります。この機能がオンになっていると、PCの場合はWi-Fi設定画面の利用可能なSSID一覧に『非公開ネットワーク』と表示されて端末が自動的に接続されません。
Wi-Fiアイコンから『非公開ネットワーク』を選んだ後、SSIDとパスワードを手動で入力しましょう。『自動的に接続』にチェックを入れておくと、次回以降入力の手間が省けます。
スマホの場合、非公開のネットワークは、SSID一覧にも表示されません。『設定』の『Wi-Fi』から『その他』をタップし、新規でWi-Fiネットワークを追加します。
自分のSSID名と暗号化キーを正確に入力した後、1番下の『非公開のネットワーク』という項目を『はい』にして保存すれば完了です。

それでも繋がらない場合はこちらを試そう

基本的ないくつかの設定を試したうえで繋がらないときは、接続情報の削除やOSの更新をします。再起動のみで改善するケースもあるため先に試してみましょう。

接続情報を削除してから接続し直す

ネットワークに繋がらない場合、接続情報を削除して入力し直すと改善する場合があります。iPhoneとWindows10(PC)の方法を例にあげましょう。
iPhoneの場合『設定』から『Wi-Fi』を開き、利用可能なSSIDの一覧から削除したいSSID名を探します。
名前の右側にある『i』のボタンをタップすると『このネットワーク設定を削除』という項目が表示されるため、タップして『解除』ボタンを押しましょう。
Windows10は、メニューの『設定』から『ネットワークとインターネット』を開き『Wi-Fi』を選びます。『既知のネットワークの管理』から削除したいSSIDを選択し『削除』をクリックしましょう。
いったん消したSSIDに再接続するには、暗号化キーを手動で入力する必要があります。

ルーター、端末を再起動

電子機器の多くは、再起動によって正常稼働する場合も珍しくありません。特にルーターは、長時間の利用で内部に熱が生じます。再起動によって熱が放出されることによって、通信状態が改善される原理です。
接続する端末台数が多い場合、電波が混線して『電波干渉』が起こりやすくなる環境です。繋がりにくさを感じたときは、ルーターをオフすれば混線がほどけます。溜まっていた通信履歴がリフレッシュされて、動作が軽くなる可能性が高いでしょう。
端末やルーターをシャットダウンした後は、すぐに電源を入れずに10秒以上待つのがポイントです。電子回路の機能を完全に停止させ、しっかりと放電させましょう。

OSのアップデート

快適な通信環境のためには、端末・ルーターともに常に『最新の状態』にしておくことが肝心です。端末の『OSのアップデート』で、接続不良や速度低下が解消する場合もあります。
OSのアップデートの主な目的は、機能の追加・性能の向上・不具合の修正です。長らくアップデートしないでいると、重大な不具合が修正されなかったり最新機能が享受できなかったりして使用に支障が生じます。
ルーター側の『ファームウェア更新』を怠ったことが不具合の原因の場合もあります。ファームウェア更新とは、ルーターのソフトウェアを最新の状態にすることです。
メーカーごとに対応する更新ファイルをパソコンにダウンロードして、指定したSSID適用します。手動でも可能ですが、自動更新に対応しているものなら更新し忘れがありません。

モデム、ルーター側も確認しよう

端末だけでなく、モデムやルーターの状態もこまめにチェックしましょう。ケーブルの位置を間違えるなど、初歩的なミスを犯している場合もあります。

PPPランプが点灯しているか

ネット回線のアナログ信号をデジタル信号に変換する機器が『モデム』です。モデムは回線とルーターの中継地点にあり、正常に作動しているときは本体側面にある『PPP』のランプが点灯しています。
もし、PPPランプが『消灯』または『点滅』している場合は、注意が必要です。初期設定が正しくされていないか、回線との接続ができていない『オフライン状態』の可能性があります。
まずはルーターのスイッチを切り、再起動させましょう。接触不良の可能性もあるため『光ケーブル』をモデムから一度抜き、挿し込み直すのも一つです。
改善が見込まれない場合はモデムをリセットし、プロバイダのユーザー名とパスワードの再入力設定をします。設定に間違いがなく料金の滞納もない場合は、プロバイダに相談しましょう。

ケーブルを繋ぐポートの位置は正しいか

ルーターのケーブルが抜けていたり挿し込むポートの位置が間違っていたりすると、当然ながらネットは繋がりません。ルーターのポートは『WAN(ワン)ポート』と『LAN(ラン)ポート』の2種類です。
WANポートには光回線や電話回線のある『モデム側』のケーブルを挿し込み、LANポートは有線LANで端末を繋ぐ際に使います。無線LANで使用するのは『WANポート』のほうです。LANポートにケーブルを繋がないように注意しましょう。

PCで問題が解消しない場合

インターネットへの接続は『TCP/IP(ティーシーピーアイピー)』というプロトコル(規約)によって実行されています。PCで接続問題が解決しない場合は、TCP/IPの設定が有効化されているかを確認しましょう。

Windows10の設定方法

Windows10のタスクバーにある『Wi-Fiアイコン』から『ネットワークとインターネットの設定』を開き『状態』→『アダプターのオプションを変更する』の順にクリックします。
画面に出た『Wi-Fiのアイコン』を右クリックし『プロパティ』に入ると、いくつかの項目が表示されるはずです。
項目の中の『インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)』と『インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)』にチェックを入れましょう。
さらに、TCP/IPv4とTCP/IPv6をそれぞれクリックし『プロパティ』を表示させます。『IPアドレスを自動的に取得する』にもチェックを入れておきましょう。

Macの設定方法

Macの場合『アップルメニュー』から『システム環境設定』を選択し『ネットワーク』をクリックします。左側のリストからWi-Fiのネットワーク接続を選択し『詳細』から『TCP/IP』のタブを開きましょう。
『IPv4の設定』または『IPv6の設定』の項目には、プロバイダ側から指定されたIPv6アドレスやルーターアドレスなどを入力します。
同じ画面内に『DHCPリースを更新』というボタンがありますが、これをクリックすると現在のIPアドレスが強制的に更新される仕組みです。
DHCPリースの更新を試すことでネットの不具合が改善される場合があるため、はじめに試してみてもよいでしょう。

スマホやタブレットで問題が解消しない場合

スマホやタブレットに不具合があるとき、まずは端末の再起動やパスワードの再入力、Wi-Fiのオン・オフの切り替えなどを試みます。それでも通信が改善されない場合は、ネットワーク設定のリセットやAPN設定の見直しを行いましょう。

iPhone、iPadの設定方法

ネットワークの不具合が起きたとき、最終手段の一つとして行えるのが『ネットワークのリセット』です。
リセットをするとWi-Fiのパスワード・モバイルデータ・VPN(バーチャルプライベートネットワーク)・APN(アクセスポイント)の設定など、ネットワークに関するあらゆる設定が初期化されます。
iPhoneやiPadの場合『設定』→『一般』から『リセット』をタップし『ネットワークのリセット』を選択しましょう。
『パスコード』を入力して『ネットワーク設定のリセット』の表示をタップすると、iPhoneが自動的に再起動しリセットされた状態になります。再度接続する際には、再設定が必要です。

SIMフリーAndroidスマホの設定方法

SIMフリーのAndroidスマホは、APNが設定されているかを確認しましょう。APNは『Access Point Name』の略で、データ通信やインターネットの接続先を指定する識別子のことです。
キャリアでスマホを契約した場合はすでにAPNが設定されており、自分で設定を行わずとも事業者のネットワークを経由してネットに接続されます。
しかし、SIMフリーのAndroidを購入した際は、APN情報を手動入力する必要作業が必要です。まず『設定』の『モバイルネットワーク設定』を開き『アクセスポイント名』をタップします。
右上の『+』をタップすると新規追画面が表示されるため、APN情報を入力しましょう。情報は各キャリアの公式サイトで確認できます。設定が完了したら、忘れずに『保存』をタップしましょう。

ホテルやカフェでWi-Fiが繋がらない場合

公共のWi-Fiサービスには、誰でも使用可能な『フリーWi-Fi』と携帯電話事業者が管理している『Wi-Fiサービス』の2種類があります。

フリーWi-Fiでも接続までに利用条件がある

フリーWi-Fiは、携帯電話会社に関係なく誰でも接続できるWi-Fiです。交通機関やファーストフード店などで提供しており、基本的に料金はかかりません。
ただ、メールアドレスの登録やSNSアカウントと連携するなど、何らかの情報登録が必要な場合がほとんどです。カフェやホテルのフリーWi-Fiは、基本的に施設利用者のみが利用できます。
部外者のタダ乗りを防ぐためにログインIDとパスワードを設定しているため、施設側に確認を取る必要があるでしょう。フロントや部屋に記載されている場合もあります。

時間や回数の制限がある場合も

公共のフリーWi-Fiは多くの人が利用するため、通信速度が遅くなりがちです。Wi-Fiへの接続すらできないケースもあるでしょう。
注意したいのが、自由に利用できるフリーWi-Fiには『1回10分・3回まで』などの利用制限を課しているものがある点です。1時間経過すると接続が切れ、再度の接続認証を求められる場合もあります。
「Wi-Fiが急に繋がらなくなった」というときは、利用範囲を超えていないかを確認しましょう。

キャリアWi-Fiの場合は事前に契約が必要

街中でよく見かける『Free Wi-Fi』の看板ですが『docomo』や『au』『SoftBank』などのキャリアのマークがついているものはありませんか?
この場合、キャリア側と使用端末が回線契約を結んでいることが前提です。たとえば、auの『Wi-Fi SPOT』なら、auの回線で契約している人のみが利用できます。
docomoの場合は、ほかのキャリアで契約している人でも『プリペイドカード』を購入すればdocomoの公衆Wi-Fiサービスが使える点が特徴です。
SoftBankは、月額プランのほか『Wi-Fiスポット(EX)』という1日利用サービスがあります。申し込み時点から24時間の間、SoftBankのWi-Fiスポットが利用可能です。ほかキャリアでも契約できます。
どのサービスにしろ、事前契約なしでは利用できません。自分の契約したキャリアのWi-Fiスポットを探すか、短期プランなどを活用しましょう。

ひとつひとつ丁寧に原因を確認してみよう

Wi-Fiが繋がらない原因はさまざまです。端末側に問題がある場合もあれば、回線自体に不具合が生じている場合もあるでしょう。まずは、問題がどこにあるのかを確認する作業が必要です。 再起動やOSのアップデート、入力の再設定などを試し、ひとつひとつ丁寧に原因を探りましょう。もし、問題が解決しない場合は、機器に詳しい人やプロバイダに相談するのが賢明です。


この記事を書いた著者たち
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